新発見、壮大なストーリー、あなたに伝えたいこと、この文章が書かれた意義

2023年6月の記録
6月1日(木)◆WEB連載の小説を1回分読む仕事。昨日から英語文法の参考書を読み始めた。夕飯をつくりながら空き時間にちびちび『現代短歌パスポート シュガーしらしら号』を読む。4人目まで読んだ。今のところよくわからない。
6月2日(金)◆中編3本収録のホラー小説集を1冊読む仕事。2回読んだ。読んでみたかったけど一度も読んだことがない作家さん。書いている本人は楽しいだろうな、資料集めたり頭の中でいろいろ組み立てたり。最後の話は今までに聞いたことのない考え方ですこしじんとした。
6月3日(土)◆休み。半日、頭痛と寝て過ごしたあとに外出。急行1駅分の読書のみ。『数学的な宇宙』数ページ。
6月4日(日)◆英語文法の参考書を進める。なかなか進まない。五味太郎の『さる・るるる・る』『さる・るるる one more』『さる・るるる』『ばく・くくく』を読む。『ばく・くくく』はちょっと大人向け。
6月5日(月)◆日本史の調べ物をする仕事。高校生の時使っていたような図説を読む。要点だけが簡潔にまとまっていて、わかりやすい。『現代短歌パスポート シュガーしらしら号』を読み終えた。
6月6日(火)◆城についての文章を読む仕事と、図鑑で家畜について調べる仕事。『数学的な宇宙』数ページ。
6月7日(水)◆紙の図鑑とオンラインの辞書や辞典をたくさん使う仕事。本を読む時間はどこにもなかった。
6月8日(木)◆図鑑で調べものをする仕事。英文法の勉強を少しだけする。
6月9日(金)◆図鑑で調べる仕事と、新連載のエッセイを読む仕事。本はずっと読んでいない。
6月10日(土)◆休み。川名潤装丁事務所から『出版とデザインの26時』『出版とデザインの27時』が届いたのでまずは『26時』をペラペラと読む。べらぼうに面白い。
6月11日(日)◆休み。何も読めなかった。
6月12日(月)◆今日からしばらく動物についての本を読む仕事。英語の短篇小説を1本プリントアウトして、1行だけ読む。
6月13日(火)◆動物についての本を読む仕事。実態に即すと、pdfファイルとExcelの表をひたすら往復する仕事。
6月14日(水)◆動物についての本を読む仕事。資料として使っている動物図鑑は、家にあるものに比べて文字量が少ないからか読みやすい。でも絵が好みでない。
6月15日(木)◆動物についての本を読む仕事。夜、友だち親子と食事。
6月16日(金)◆数学の教科書を読む仕事。仕事後、電車に乗って食事。行き帰りの車内で『出版とデザインの26時』。
6月17日(土)◆休み。本を読む時間はなかった。ジグソーパズルをやっていた。
6月18日(日)◆休み。電車移動時『数学的な宇宙』数ページ。夜、『たくさんのふしぎ 沈没船はタイムカプセル』。これは良書。
6月19日(月)◆動物についての文章を読む仕事。この日に本を読んだかは覚えていない。
6月20日(火)◆休み。スカイツリータウンへ向かう電車内で『数学的な宇宙』数ページ。
6月21日(水)◆数学の教科書の仕事に戻る。腰痛も戻ってきた気配。
6月22日(木)◆数学の教科書を読む仕事。ひたすら計算ミスがないかを確かめる。夜にお酒を飲んだので本は読めなかった。
6月23日(金)◆幼なじみが海外で元気に出産したという最高の知らせを受け取る。『出版とデザインの26時』を読もうと開いたらテイクアウトができあがった。数学の教科書を読む仕事。
6月24日(土)◆休み。体調不良でつぶれる。『イラストで見るゴーストの歴史』をちらちら読む。
6月25日(日)◆休み。体調不良だが公園でずっと立っていたので、腰が悪化。また『イラストで見るゴーストの歴史』をちらちら読む。日本の話題がやはり目につく。文章はもうちょっとなんとかならなかったのだろうか。
6月26日(月)◆腰痛が完全に帰ってきた。脚も痛くて仕事にも支障をきたす。鼻水とのどの痛み、頭痛もひどい。耳鼻科に用事があったのでついでに診てもらい薬を手に入れる。数学の教科書を読む仕事。
6月27日(火)◆数学の教科書を読む仕事。数学的な用語やお作法を意外と忘れている。薬が効いて風邪の諸症状はやわらいだ。腰は痛い。
6月28日(水)◆数学の教科書を読む仕事。腰の痛さが増している。本は読めない。
6月29日(木)◆数学の教科書を読む仕事。平面図形に関しては感覚が鈍っているようで、ときどき立ち止まる。腰が痛すぎて、たまに横になったりしている。
6月30日(金)◆腰がいよいよ限界なので明日の診察を予約する。数学の教科書を読む仕事。この仕事をするようになってから独り言が激増している。ずっと内容確認の工程を口に出しながらやっている。指さし確認のようなもの。周りに人がいる環境ではできないことである。

日記を書きたいという気持ちはいつもある。その日に起きた特別な出来事や、記録に残しておきたいこと、それに関する自分の感情、などを書こうとするとうまくいかない。まずは簡単な記録から始めようと、その日の仕事の記録・それ以外に読んだものの記録をつけることにして一カ月やってみた。「読んだものの記録」は「読まなかったという記録」になり、全体は腰痛日記へと変化しようとしている。

(NZM)